7月10日~11日、早稲田大学国際会議場井深大記念ホールにて、全国地方議会サミット2024に参加しました。
テーマは、「非常事態への備え これからの議会」
大きな地震を経験した、熊本地震を経験した大西熊本県知事、能登半島地震を経験した珠洲市長。また、東日本大震災を経験した陸前高田市から福田元議長、原発災害に見舞われた、双葉町伊藤町長。また、国側からのご意見として、その当時の内閣の元総務大臣片山善博氏のお話を聞く機会を得ました。
議会は何をしたのか。どう動くべきなのか。
熊本の大西知事の地震発生時のリアルな体験談。自宅で本震を経験され、その時はどうしようも無かった事。素足で足をガラスでケガをしたけれど、公務について指示されていた事。その時の体験から、能登半島の大地震の際、珠洲市に対し、キャンピングカーを提供され、泉谷珠洲町長は大変ありがたかったとお礼を述べておられました。口を揃えて言われることはトイレ。水・・
トイレカーを各市町に1台を・・と訴えておられ、そのことが研修に参加した全国の議員の合い言葉となりました。助け合いでやっていくしかないのです。
懇親会にも参加をし、珠洲市の番匠議長にお伺いしましたが、まだ水が来てないところもあり、遅れている。今やっと家をかたづけようとしており、今こそボランティアの力が必要であること。報道はおわったかのようであるといっておられたのが、大変心に残りました。
陸前高田の福田元議長も、多くの復興予算があてられ、高台に移ったが、まちづくりを考えたとき、果たしてこれでよかったのかとも・・議員も職員も被災されている中、公務として任務に就かれており、その心情を察すると胸がいたくなりました。
犠牲者の御霊を決して無駄にしてはならないと強く思いました。
議会BCPの制定は急務であると感じました。今後しっかり提案をしていきたいと思います。
」
また、議会改革では、お隣の甲賀市の取り組みが紹介され、委員会代表質問の事例発表がありました。
私も以前、議会改革推進特別委員会委員長の時に提案をしましたが、残念ながら実現しなかった経験があります。
大変羨ましく、聞かせて頂き、質疑もさせて頂きました。
久しぶりに全国の同志に会うことが出来、話に花が咲きました。
また、それぞれのまちで、頑張っていこうといいながら、別れました。
貴重な学びに機会に心から感謝します。
日々の議会活動に繋げていこうと思いました。