2月6日 産業経済常任委員会 閉会中の調査が開かれました。
最初に報告案件が2件
〇菩提寺地先一級河川大山川河川管理用通路におけるかんば設置の経緯について説明がなされました。
前回の議会の市道認定された道路脇に建てられた看板であり、県は市がこの管理用道路を市道認定して欲しいとの思いがあり、この道を通る制限をかけられたのだと思われます。今日見てきましたが、ポールだけが残っていましたが、看板は撤去されていました。
県との交渉が今後このような事が起きる前にスムーズに進めていただきたいとの意見が出されました。
〇第三次湖南市地域自然エネルギー地域活性化戦略プラン(案)について
湖南市は脱炭素先行地域を宣言し国から大きな予算をいただいています。2030年には目標としてCO2排出量を基準年比を50%以上削減する事を目標にしました。5つの重点プロジェクトをあげました。
なかでも、(5)一人ひとりによる脱炭素行動・教育プロジェクトが大切であり、今世界が一つになり何ができるのかを真剣に考えていかなくては地球は滅びてしまうと意見を述べました。計画だけに終わらないこと。連続講座も具体的に進めるように希望します。
農福連携で生みだされた「いもっぷ」の周知啓発が不十分であること。林福連携三雲養護学校の協力により進められている取り組みの意義と周知など啓発が必要である意見を述べました。プラスティックを使わない取り組みも重要。これから、目標値に向かって進めていかなくてはなりません。人員不足の点が指摘されました。
閉会中の調査
〇産業振興について~企業誘致の現状と課題について
近隣市の取り組み、県制度が紹介されましたが、湖南市の課題は、現時点で、事業用地はほとんどないということです。
この現状を置き去りにしてきてしまっていることが問題であると感じました。まずは、市街化区域編入についてマスタープランの見直しを検討していく時期に来ていると指摘しました。また、このまちにずっと住み続けてもらうためには、企業の魅力発信を試みて、もっと現場を知っていただき事が大切。ものづくりの魅力をアピールしていくべきとの意見が多数出ました。観光とのコラボも考えられますし、ここぴあでの企業協賛施設であることの再アピールや、ハットでの情報発信をしていくべきではないかとの意見が出ました。
湖南市は災害も少なく、また、交通の要所としても大変便利な立地となっています。そこのところを上手くアピール、プロモーションしていくことが大切です。以前に一般質問した企業訪問と台帳で管理し、マッチングしていくことは進んでいるのかの問いに、1年に1回訪問し、確認作業を行っているとの回答でしたが、予算取りも少ない事も指摘。
今後規制緩和と、今ある産業の周知PRがきっと進んでいくことを期待し委員会を閉じました。