議会改革の新たなツール・・オンラインの可能性を探る!

2月8日ローカルマニフェスト推進連盟(オンラインセミナー)

議会改革の新たなツール・オンラインの可能性を探る!~取手市議会のリアルトークから学ぶ・・

議会活動が出来なくなった議会が多くあり、その中でも取手市議会は、2020年マニフェスト大賞優秀マニフェスト推進賞、審査委員会ダブルで受賞し、議会と議会事務局がともに改革を進めていることで注目されています。

第一部

最初に、早稲田大学名誉教授(元三重県知事)北川正恭氏の講演がありました。

国からの交付金が市、町におりてきますが、なるべく専決処分をなくしていく。因みに、湖南市は臨時議会を開会しています。

法律的に新しい改革を議会事務局と一緒にやり遂げました。地方議会から国を変える・・です。

女性議員を如何に増やしていけるかも大きな課題となっています。

追認議会、監視機能だけでなく、地方創生。2元代表制として大きく転換してきました。

現在総務大臣に意見書を提出していますが、取手市議会は、議会事務局と一体となって、国を変えようとしています。

デミティック・・広がりを持たせたい。

廣瀬克哉 法政大学教授もお話があり・・

コロナ禍でどうなっていくかわからない。ワクチンの効きが遅い中、BCPをまじめに取り組に準備が必要とのことでした。

危機に直面したときの議会の求められる役割。

ここから脱却できるよう手を打っておかなくてはならない。

可能な限り、リアルタイムが望ましい。質疑応答の場は、情報理解が進む。

委員会がオンラインで出来ないかを国へ意見書を提出している。

集まる事が出来ない今・・別の手段で繋いでみよう。

 

第二部

岩崎弘庸取手市議会事務局次長がコーディネーターとなり、取手市議会とリアルトークがなされました。

オンラインを用いて良かったか。なぜ良かったのか?

→市民の意見を提言できた。消毒作業が。感染リスクが減らされ良かった。

どちらが疲れるか

→オンラインの方が疲れる。ずっと画面を見ているため。ずっと見られている。

地方自治法は改正してほしいか?

→全員改正してほしい。

取手市議会は本当にワンチームなのか。

→間違いなくワンチームである

・・とのお話でした。

湖南市議会もオンラインを活用した議会研修、議会報告会を実施したいのですが、今の段階では、環境整備が十分ではありません。

庁舎の方のWi-Fiは個人情報の関係で使用することが出来ない状況です。

情報量によっても変わってきます。

これからの課題ですが、個々に配布されているiPadを活用して、家でのフェイスタイムは可能ですので、利用を行なっています。

議会BCPについても早急にその必要性を議会で認識し、緊急時に備え、作成していく必要があると思っています。