産業経済常任委員会 視察研修in広島・山口

2月1日 「住民参加による公共交通 やぐちおもいやりタクシーの取り組みについて」

道路交通局公共交通政策部
路線バス・生活担当課長 主任にお話をお伺いしました。広島市は人口約20万人。議員の定数は54人。

9区にに分かれており、その中でも、安佐北区口田地区では、坂道も多く、JR駅やバス停からはなれており、移動に制約があるということです。地域住民自らが住民アンケート調査を行い、地域内を循環する乗り合いタクシーの導入を希望する声に答えた形となりました。有限会社やぐちタクシーに運行を依頼し、当初から利益の見込める事業では無いが地域密着した企業として地元の要望に応じた。

自らが考え自らが動き解決策を見いだす。市民の市民協働参画の意識が高いとお聞きし、区長さんの熱い想いがあったことをお聞きしました。コミュニティバスは民間が経営し、1つの区に助成金を約100万円。全体の予算としても、700万円弱とお聞きし、民間の協力、人材の豊富さを改めて羨ましく、実感しました。

助け合いの公共交通・・

湖南市でどう進めていくのか、大きな課題となっています。

2日目は、新幹線を乗り継いで・・一路山口県周南市へ・・

山口県へ、初めて足を踏み入れました。

「徳山駅周辺整備事業について」

新館線徳山駅から見える工業地帯。工業で栄えているまちなのが、よく見て取れました。

 

新幹線の駅が日本で一番近いまちだそうです。人口は約14万人

その駅を指定管理捨ているのが、CCC。

平成28年に徳山駅前賑わい交流施設整備事業の委託が始まりました。

周南市は公立の図書館を近くに持っていましたが、しに目的、運営方法を変えて、徳山駅前図書館が建設されました。

市民の意見から、お茶を飲みながら、本がある駅をコンセプトに、「未来の私に出会う場所」をめざした運営がなされ、             

 

官民連携によって、来場客数は年々増加していました。

市民との連携会議は数度となく開催され、市民が参画する団体も年々増加しています。

多くの市民が学習されており、市民との協働で丁度文化祭が開催されていました。

委託会社CCCに相談の自治体は約600自治体あり、現在、委託経営が広がりつつあるとの事でした。

CCCの組谷山が話されるのには、自治体の意欲。市民の協働の意識が請け負う大きなポイントのなるとのお話でした。

民間委託には慎重に進めていく必要があると聞いていましたが、周南市はマンションも併設してきたなど、大きくまちが変わっていくのを感じました。

今回の研修ではどちらも協力する民間、そして後押しし主体的に動く市民がいるということです。

まちが変われば、人も寄ってくる・・・

魅力あるまちづくりをどうつくりあげていけばいいのか・・

大きな課題と感じました。