地方議会の情報発信と住民参画のポイント

高沖秀宣氏

2月8日、大阪へ議会改革ネットワーク会派研修へ行ってきました。

地域住民の関心や信頼を高めるために地方議会ができること・・

と題して、会派として力を入れている議会改革について学習してきました。

高沖先生とは議会事務局研究会の学習会でもご一緒で、とても好きな講師の先生です。

学習会に来ると仲間の議員に会えるのがまた楽しみでもあります。

長野県飯綱町では「議会だよりモニター制度」を導入。

議員が人選して要請。議員がいない集落から女性、若者を中心に・・回収率は100%。毎回たくさんの意見が寄せられ、紙面内容やデザインを見直している。議員候補者になる効果があるということで、また提案をしていこうと思いました。

議会が一つになって提案をしていくことがこれからは求められてきています。

議会報告会は今は議会の報告ではなく、地域ごとの課題テーマにして意見交換の場所にする。

議会としての公聴広報機能として位置付ける。私は住民の意見を聞くこの機会はこれからは重要と考えます。

カフェスタイルや高校生との意見交換会など、出された意見が政策提案に繋がるように・・

傍聴席の資料配布は原則として議員と同じものを配布すべき・・

また、委員会もネット配信すべきとの話でした。

また、政務活動費の公開はネット公開はすべきで、もちろん湖南市もしています。

領収書も全て公開すべきとのこと・・湖南市はいつでも閲覧はできるようになっています。

いかに成果を住民に示すかが重要とのこと。

私も絶えず成果を出すために勉強をしていきたいと思います。

湖南市は年間20万円。この研修で発表させていただきましたが、大変少ない!もっと活動費を請求しなさい・・と先生に言われました。私もぜんぜん足らないのが現状です。成果が市民に示せて認めてもらえるようになるよう活動していきます。

また一般質問は民意が具現化するように質問をすべきとのこと。

私も絶えずその事を意識して質問をしていますが、改めて気を引き締めて質問に臨みたいと思います。

議会活動の評価・・第三者機関による評価

公聴会・参考人制度の活用

通年議会・・

このような事をするにしても、議会事務局の人数を増やしていくことも必要となってきます。

議会事務局と議員が一つになって市民のために力を尽くすことは大切なことだと私は思います。

政策立案機関となる議会となるように努力をしていきたいと改めて思いました。

そして、大学との連携などを考えながら、住民参画となるような議会をめざしていきたいです。