平時、コロナ禍の母子世帯の住宅問題
追手門学院大学地域創造学部 葛西リサ
久しぶりに連合議員団会議研修会をリモートで開催されました。
会長に江畑さんが新しく就任され、今江雅彦県議会議員が退任の挨拶をされました。
今江議員には、激動の政局の舵取りをして頂きました。私もたくさんの思い出があります。
色々と改変だったと思います。お疲れ様でした。
母子家庭、シングルマザーの貧困実態を改めて知ることができ、厳しい生活の中野35%が住宅費である実態。
子どもの貧困が取り沙汰され注目されてきましたが、静かに学習する環境が整っていない子ども達がアンケート調査の半分の子ども達でした。その自由記述の中には、「死にたい・・」といった言葉もあるとのことです。
困窮者自立支援法住宅確保給付金の要件にはなかなか当てはまらず、使えない制度とのこと。
食べるものを減らしながら、ギリギリの生活を余儀なくされている実態が紹介されました。
各地でシングルマザーのシェアハウスが民間業者から提案されてきた案件を紹介。
全国に40箇所あるとのことでした。
行政としての対策として・・
汎用性の高いストック住宅が必要。目的外使用を検討すべき。
声なき声を如何にキャッチしていけるかが大きな課題だと思います。
また、保証人のないDV事案では、なかなか家が借りれないのが実用。
特別に保証人はなしといった取り組みも重要と感じました。
今後仲間の議員と先進地事例を研修できればと約束をしてきました。
今日も又貴重な学びを頂きました。