マニフェスト大賞2021キックオフ研修会

 

5月24日 13:00~17:00

マニフェスト大賞2021キックオフ研修会

改革から変革へ ~地域から日本を変える~

「議会から地方の変革を」に参加しました。約200名の参加で、その関心の高さが伺えます。

北川正恭 早稲田大学名誉教授のお話では、TTP徹底的にぱくる。を合い言葉に、善政競争、地方の自己決定、自己責任がますます重要になってくる。

多治見市の取り組みをはじめ、議会改革の進めている市町の実例をもとに、議会からの政策提言を期待するとのお話でした。

東京都墨田区は議会基本条例に議会事務局の立ち位置を明記しましたが、議会事務局と一体となって議会活動が活発になればと話されました。

中でも多治見市の古川市長の「市民による政策選択から実践までちながるシステムづくり」

では、PDCAのP(プラン)が重要ではなく、Doが重要とのこと。

できない総合計画では意味が無い。そこに予算が伴い、市民の意見を聞いて実際に政策に繋げ、市民の幸せに繋がることが重要であると。

実際に企業誘致を行ない、歳入を8億円増やした実績があります。

徹底的に総合計画は議会とも議論をして、職員は討議課題集をつくり、個別計画まで議会の議決事項とし、議会にも責任をもって歩む姿勢となっています。

そこには、徹底的に市民の意見を聞くチャンネルをたくさん持ち、職員も含め、現場を見て感じています。

特に高校生や中学生の意見を聞く。いつか町へ戻ってきてくれるように、郷土を愛す心を育てています。

行政用語は使わない・・解りやすい計画に。

750人の正規職員の顔と名前はすべて覚え、どの部署に配属が適しているか考えて配置。女性職員の雇用をを重視しているとのこと。

仕組みづくり、職員のやる気は市長がすべて責任を負うといった安心感からか。

大変羨ましく、勉強になった研修でした。

オンライン会議の可能性として、

大津市議会局長 清水克士氏

みんなde議会 敦賀市議会議員 前川和治氏

議長主催による初当選議員勉強会 知立市議会議長 田中健氏

など、大変刺激を受けました。

議会改革推進特別委員長として、私も残り5ヶ月弱の任期を全うしたいと思います。