JIAM研修・・トップマネジメントセミナー~新時代における自治体経営~

10月15日~16日。

久しぶりに唐崎にあるJIAM研修所に参加することができました。応募してましたが、ことごとく落選(>_<)

残念な想いをしていましたが、今回は参加させていただける事となりました。

1日目

1限目・・地方行財政の課題・・前総務事務次官 佐藤文俊氏

地方財政、地方創生について。第32次地方制度調査会の中間報告の概要について説明を受けました。

2限目・・地域創生に資する減災・防災 名古屋大学大学院 環境学研究科 教授 福和伸夫氏

東京の地震、水災害の怖さを改めて理解しました。エレベーターの中に閉じ込められたら、助けられないこと・・マンションでの停電・・階段の往復はもう限界・・

住宅密集地域・・人間関係の希薄さから、助け合いが出来にくい環境。一度に多くの命が・・

いのしし年・・多くの災害が起きる年。今年度も多くの台風、災害が起きました。まだ2ヶ月あります。歴史は繰り返される・・

覚悟が必要と話されてました。危機感を感じた講義でした。

2日目

1限目・・~女性起業家の活躍~株式会社 代表取締役 横田響子氏

高齢者人口のピークを迎える2040年。自治体職員の数は半減し、一方、東京圏の人口は爆発的に増加。

AIや技術を積極的に活用。どこでも働けるテレワーク。複数の収入源。若い世代を含め、地方移住の機運は高まっている。キーワードは仕事。現在の地方創生の各自治体の取り組みに加え、人口減少を前提とした施策を議論している。

2限目・・~高山市のブランド戦略から~ 高山市長 國島芳明氏

高山市の課題として、急速な人口減少、少子高齢化が今後も続く。また、公共施設がかなり多く、今後は、総合的なマネジメントへの転換が求められている。目指す市の姿として、主に、観光振興、エコパークの推進、大学との連携、文化芸術の振興をあげている。

外国人旅行者の獲得により、地域活性化に取り組む必要を感じている。飛騨高山のブランド化に取り組む必要性を感じている。

市長の熱い想い、その情熱に感動しました。ホームページ、広報、SNSなど多様な情報媒体を活用して、飛騨高山の魅力、価値を発信しています。「人」は、「人」に育てられ初めて「人」になる・・杉浦重剛の言葉を大切にし、みらいへの世代へと確実に引き渡していかなくてはならないと考えています。

魅力ある市長でした。

JIAM研修館での宿泊の朝は、いつもの唐崎琵琶湖湖岸へ・・

美しい朝日を浴びながら、また頑張っていこうと、気持ち新たにしました。

多くの学びを得た研修となりました。